一人の人間に、世界をも変える偉大な力がある・・・ 2006年12月2日 名字の言   

2006年 12月 02日

奴隷解放の立役者といえばリンカーン大統領。しかし、イギリスで半世紀以上早く奴隷貿易が廃止され、そこに一人の青年の戦いがあったことは、あまり知られていない▼トマス・クラークソン。ケンブリッジ大学の学生だった。論文大会のテーマに「奴隷制」を与えられ、調べるうちに、彼は思った。「もしこれが事実なら、誰かが終わらせなければならないのではないか」▼彼は決然と立った。自らの論文を出版し、奴隷船の船員、医師の証言を集め始めた。脅迫文が届き、集団で襲われても怯まない。しかし彼が真に偉大なのは、情熱だけでなく「勝つ戦略」を持っていたことだ▼署名運動、定期刊行物の発行、廃止運動のシンボルマーク、奴隷船の実態が一目で分かるポスター――彼のとった方法の多くが、今日のNGO(非政府組織)の運動のルーツになった。遂に奴隷貿易が廃止された時、彼は47歳になっていた。明年が200周年となる▼歴史とは戦争や事件の羅列だけではない。希望の光源でもある。それは「不正はいつかは終わる」という希望であり「一人の人間に、世界をも変える偉大な力がある」という希望である。そして、その希望を世界に広げゆくのが、創価の使命である。(飛)

2006年12月2日 名字の言

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