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青年よ 21世紀の広布の山を登れ・・・ 2006年12月25日 名字の言   

2006年 12月 25日

約10年前。ある壮年は負債に喘いでいた。一日三つの仕事をこなしても追いつかない。電気もストップ▼自宅に戻ると暗い部屋に1本のロウソクの灯。その時、5歳の長女が「お父さん、誕生日みたいだね」と笑った。その明るさに励まされ、父は信心を取り戻し、試練を克服していった▼池田名誉会長は連載「世界の大学への道」第5回でメキシコの詩心にふれ、「詩心とは、絶望をはね返す希望の力」と綴った。詩心は遠くにあるのではない。圧迫に抗う雑草の負けない心に、野に咲く花のように目立たぬが懸命に生き抜く生命に詩心が躍動する。それが名誉会長の洞察である▼国家悪と戦い抜いて命を奪われんとした時、日蓮大聖人は叫ばれた。「これほどの悦びをば・わらへかし」(御書914ページ)。夫を亡くし、病気の子を抱えた婦人に贈られた励ましは、「冬は必ず春となる」(同1253ページ)。こうした御金言にふれる時、「生きよう!」という力がわいてくる。「詩と宗教は同じ泉から湧く」とはメキシコの詩人パスの至言だ▼第1次宗門事件の渦中、名誉会長が長編詩「青年よ 21世紀の広布の山を登れ」を発表して25周年。学会の偉大なる前進は、世界桂冠詩人の不撓不屈の詩心と共にあったのだ。(進)

2006年12月25日 名字の言 聖教新聞

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