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微笑は大なる勢力なり、春の風の如し、心の堅氷を解くの力あり・・・ 2007年1月18日 名字の言   

2007年 01月 18日

本社の階段の踊り場に、一幅の書が掛けてある。「微笑は大なる勢力なり、春の風の如し、心の堅氷を解くの力あり」。思想家・内村鑑三の至言である▼この言葉は100年前の1907年1月に発表された。この年の世相は、どうだったか。足尾銅山で暴動が起こり、軍隊が出動。日露戦争の戦時景気は陰りが見え、不況は慢性化していく。この言葉の後には、「到る処に微笑を散布して、少しく世の厳冬の寒を緩めよ」と続く▼「微笑み」には「優しさ」がある。「強さ」もある。「包容力」があり、「安心」がある。「微笑み」は、心の豊かさを表し、友に希望を与えゆく力だ▼1世紀を隔て、時代は同じく殺伐としている。その中で、「微笑み」を地域に大きく広げているのが創価の太陽――世界一の女性のスクラムを誇る婦人部である。ある少女部員が母親に聞いた。「お母さんの生きがいって何?」。母は間髪を入れずに応えた。「悩んでいる人、苦しんでいる人が、最高の笑顔を取り戻すこと!」▼創価の母たちが、今、各地で婦人部総会をにぎやかに開催している。誠実に、凛々しく語り合う友情の集まりは、希望と信頼のオアシスである。この“微笑みの女王”の集いの大成功を、心から祈りたい。(葉)

2007年1月18日 名字の言 聖教新聞

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