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「宗教的なもの」人間を強く、賢くする力がある ・・・2007年4月21日 名字の言   

2007年 04月 21日

 急激な経済成長を見せる悠久の大国・インド。独立60周年の本年は「日印交流年」でもある。米フォーブス誌が発表した世界の長者番付では、資産10億ドル以上の長者の数で、インドが日本を上回り、初のアジア1位に▼12年前、インド取材へ。経済的な豊かさを実感できる場面はなかったが、常に精神的に豊かな空気を感じさせる国であった。理由は簡単。人や町に、宗教心があふれているからだ▼釈尊の故郷であり、ヒンズーの神々が至る所に祭られるが、人々の心にある宗教心の根源は、国父・ガンジーの存在であろう。インド最南端のコモリン岬にも、彼の遺灰を収めた石碑とレリーフだけが置かれた「ガンジー記念館」があった▼ベンカタラマン元大統領は池田名誉会長に語った。「ガンジー師は、大いなる宗教心をもった社会運動家でした」。大衆への奉仕こそが、ガンジーの宗教であり、政治であった▼名誉会長は、ハーバード大学での講演で、21世紀の人間復権の機軸は「宗教的なもの」であると語った。そこに人間を強く、賢くする力があると▼宗教を軽視する日本にあって、行動する創価学会の同志こそ、真の宗教心を持った社会運動家と言える。今日も“魂の長者”の誇りで堂々と語りゆこう。(扶)

2007年4月21日 名字の言 聖教新聞

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