目標に向かって生きる。悩みにぶつかっても・・・2007年5月13日 名字の言   

2007年 05月 13日

 モンゴルの童話作家・ダシドンドク氏の書斎を訪ねる機会があった。氏は若いころ、いろんな職業を夢見たという▼立派な教師にふれて「先生になる」と決め、病気で入院するや「医師」が目標に。表彰された遊牧民を見て「労働英雄に!」。オートバイで村々を回る青年に憧れて「農業技術者」に……▼高名な作家が氏の書いた詩に注目して、首都ウランバートルで発表。それで文学の道に入ったという。なぜ詩を書いていたのか。「子どものころ、祖母が毎日、物語を聞かせてくれたおかげで、文学に興味をもっていたのです」▼若い命は多感だ。架空の物語も、身近な人の「人生という物語」も、心の“大地”に吸収しながら、夢をふくらませていく。今、氾らんする情報の中からは、良質の「物語」を見つけることのほうが難しい▼池田SGI会長はモンゴルのツェデブ博士との対談で、「『自他ともの幸福』を目指す哲学を、自分の人生の『物語』を通して示しながら、次代に伝えていきたい」と語った▼誰かを励ます。目標に向かって生きる。悩みにぶつかっても「祈り」から出発する――私たちの「物語」は地味だが、次の世代が良質な「物語」を綴るための、確かな“大地”であることを疑うまい。(継)

2007年5月13日 名字の言 聖教新聞

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