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感謝があれば、逃げないで頑張れる・・・2007年8月18日 名字の言   

2007年 08月 18日

 1924年(大正13年)に産声をあげた甲子園球場は今秋、大改装が始まる。戦前からの面影を残す最後の夏に、創価高校の球児たちが、胸を揺さぶる熱闘をみせてくれた

 83年の間、球児の喜びと涙を見守り続けてきた甲子園。その中の一人には、創価教育の父・牧口初代会長の三男・洋三さんもいた。昨年の優勝校・早稲田実業の往年の強打者。甲子園完成の翌年夏から3季連続で甲子園の土を踏んだ

 洋三さんの活躍から80余年を経て、「創価」の胸文字も堂々と、校歌を響かせた学園生たち。青い空、白い雲、わたる浜風。波打つ歓声。夏の甲子園はすべてが美しいが、一投一打にかけた青春の躍動ほど、まぶしいものはない

 学園球児が教えてくれたこと――それは感謝が人を伸ばし、育てるということだ。創立者への感謝、監督・コーチへの感謝、家族への感謝、そして仲間への感謝。「感謝があれば、逃げないで頑張れる」(勘米良投手)。「練習が苦しかった時、励ましてくれた仲間の思いやり。今、思い出すのは、そのことです」(西村一塁手)。さわやかな選手の声が心に残る

 さまざまな人の、さまざまな思いがいっぱい詰まった甲子園。新しくなった球場で、再び創価の輝きを見たい。(飛)


2007年8月18日 名字の言 聖教新聞

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