人をつくり、育てる。たゆまざる発展の道は開ける・・・2007年9月22日 名字の言
2007年 09月 22日
氏は松下電器産業の創業者。9歳で丁稚奉公に出され、苦労を重ねて一代で世界的な大企業を築き上げた。池田名誉会長と幾度も会談し、深い交友を重ねている
以前、氏をよく知る人から、松下の経営理念は「モノを作るのではなく、人をつくること」と聞いて感銘を受けた。松下氏は名誉会長に深い敬意を寄せていたが、その理由の一つは創価学園・大学の創立をはじめ、名誉会長が人材育成に先進的に取り組んでいたことにあった
企業であれば利益を上げるのは当然だ。しかし「金儲け」のみを至上命題として突っ走れば、最後は身を滅ぼしかねない。昨今、世情を賑わせている企業の不祥事や経済事件も、経営者の哲学の貧困が原因ではないか
先のアンケートには「会社をより発展させるために必要なものは」との設問もあり、最多の答えは「人材育成」であった。どんなに繁栄しても人材を失えば衰退は速い――多くの経営者は、この点を熟知しているのであろう
人をつくり、育てる。「人材育成競争」に勝ってこそ、たゆまざる発展の道は開けるのだ。(駿)
2007年9月22日 名字の言 聖教新聞
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