「躾」立ち居振る舞いの美しさは心の美しさも表す・・・2007年10月31日 名字の言
2007年 10月 31日
ある大学の教授から、創価大学で出会った学生の印象を聞いた。皆、礼儀正しく、あいさつも清々しい。学生の姿を見れば大学が分かる。いかに創立者・池田名誉会長の精神が、学生の背筋に一本入っているかを、と。子を育てる親は当然、青少年とかかわる大人の責任は重大である
日本伝統の剣道、弓道等は立ち居振る舞いに厳しい礼儀・作法が求められる。たとえ勝っても負けても、試合が終われば礼をもって相手を敬う気持ちを表す。動作の見事さに心が動く。身を美しくする、と書いて躾と読む。立ち居振る舞いの美しさは心の美しさも表すが、自然のうちに得られるものではない
日蓮大聖人は「たとえ父母が子を産み、その子に眼、耳が備わっていても、物を教える師匠がいなければ、それは畜生の眼や耳に等しいというべきであろう」(御書1248ページ、通解)と仰せである
子どもを育てることは未来をつくること。物事を教える親、そして大人が美しく振る舞うことこそ肝要である。(濤)
2007年10月31日 名字の言 聖教新聞
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