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「全員が使命の舞台へ」褒め称えることは人材育成の根幹・・・2007年11月13日 名字の言   

2007年 11月 13日

 金色の髪に耳にはピアス。大声を発しては授業を妨害――中学3年の担任だった青年教育者は“札付きのワル”と評判の生徒に手を焼いていた

 懸命の唱題の中、ふと気付いた。何度、注意されても学校には来る。その彼の思いを考えてもみなかった。“彼のことを誰よりも信じよう!”。決意したのは褒めることだった

 あいさつした、ノートをとった――当たり前の行為を最大に褒めた。無表情だった彼から照れ笑いが返ってきた。そうした毎日の“成長の証し”は、逆に新鮮な気持ちにしてくれた。その後、彼は学級委員となり、クラスを見事にまとめた。卒業記念の文集に彼は綴った。「おれの一生の担任やからな!」

 相手を敬遠する気持ちは自身の目を曇らせる。長所も短所に見える。心から褒めようと決意した目には、友の“1ミリの成長”が見える。発見の喜びは自分の励みともなる

 褒め称えることは人材育成の根幹だ。御書には、大聖人が門下の尊い実践を心から賛嘆する言葉が随所に見られる。名誉会長も「リーダーは、これまでよりも、もっと、広布へ戦う尊き同志を、ほめなくてはいけない」と

 多彩な人材がそろう虹の陣列。それが創価の連帯だ。友の可能性を信じ、称え合い、全員が使命の舞台へ!(馨)

2007年11月13日 名字の言 聖教新聞

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