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創立者の志を真に実現していくのが私学の役割・・・2007年12月21日 名字の言   

2007年 12月 21日

 少子化の時代。2006年度の入試で定員割れした4年制の私立大学は、4割に上った。先日、これからの時代に、私学が果たす役割をめぐる、早稲田の総長と慶応の塾長の対談が、読売新聞に掲載されていた

 文中、早大の白井総長は「学生に『寮生活』をさせたいと考えています。多様な学生に学びと生活の場を共にさせ、人間形成に役立てたい」と力説。慶大の安西塾長は、国や地域などの差異を乗り越え、協力関係を築くためには、留学生の存在が重要になると語り、「留学生を増やすことは多様な文化、異文化の受容に結びつく」と強調した

 記事を読み、どちらも、創立者・池田名誉会長の提案で、創価大学が開学以来、力を入れてきた活動であることに気付いた

 創大では現在も、新入生の多くが寮生活を送る。日本で初めて新中国からの正規留学生を受け入れた大学でもある。日本の私学の礎を築いた両大学のトップが、これから取り組みたい運動を、三十数年前から一貫して推進してきた創立者

 対談の結論で、両者が一致したことは「福澤、大隈さん(創立者)の志を真に実現していくのが私学の役割」であるということ。創立者の志に肉薄していくことこそ、大学発展の鍵なのである。(堅)

2007年12月21日 名字の言 聖教新聞

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