人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「真剣勝負」油断する自分、調子に乗る自分が一番危ない・・・2008年2月10日 名字の言   

2008年 02月 10日

 素人目とは全く違うとらえ方だった。“打撃の求道者”といわれる広島カープの前田智徳選手に、打席で最も緊張するのは、どんな場面かを聞いた

 「自分が有利なカウントになった時。例えば0ストライク2ボールかな……」。投手が不利に思えるカウントになると、逆に打者の方に微妙な隙や力みが生じ、凡打に沈むことが多い

 「油断する自分、調子に乗る自分が一番危ない。最大の敵」と。相手が手ごわかろうが、くみしやすかろうが、見くびらず、全力を尽くす。この姿勢を貫き、2000本安打を達成した

 大聖人は、民衆救済にかける御自身の心境を「師子王」に例えられている。「師子王は前三後一といって、蟻の子を取ろうとする時も、また獰猛な動物を取ろうとする時も、同じ勢いで臨む」(御書1124ページ、通解)

 一見、些細に思える局面でも、決してゆるがせにせず、全力で取り組む――これは万般にわたって大切なこと。もちろん、広布の運動についても同じであろう

 「一瞬一瞬の『真剣勝負』の心が、人を育て、時代を動かし、歴史を創る」と池田名誉会長。今日という一日、今なさんとする活動に「奮迅の力」で挑み、勝つ。「師子王」の心を燃え上がらせる日々でありたい。(誠)

2008年2月10日 名字の言 聖教新聞

創価学会専門仏壇仏具 SOKA 大唱堂 SGI
Copyright (C) 2008 Taisyodo All Rights Reserved