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「手本なき時代」師弟こそ人生の道である・・・2008年3月16日 名字の言   

2008年 03月 16日

 優れた人材になるには? ソクラテスが一人の青年に発した質問だ。答えに窮する青年に師は語る。「私について来て、覚えなさい」と。以来、その青年、クセノフォーンは弟子の道を歩む

 彼は後年、1冊の本を公刊する。ソクラテスへの告発に対する反論に始まり、敬愛してやまぬ師の数々の言動を世に残した本は、歴史的にも「もっとも貴重な文献」の一つとして名高い。(佐々木理訳『ソークラテースの思い出』岩波文庫)

 「師弟の道」こそ人生の道である。今、北海道全域で開催されている青年主張大会でも、青年が訴えるのは「師弟の道」を歩む喜びだ。“困難に挑戦して乗り越えた”“尊い青春を生きています”……「それは、偉大な師匠に出会えたからこそ!」と

 大会に参加した識者は「強い信念で逆境に立ち向かう青年の力に驚いた」と感嘆し、開催会場の管理者からは「私たちに対しても、学会の青年は皆、誠実ですね」と。「師匠・池田先生の指導を学んでいるから」と答えると、「私も学会で人生を学びたい」と

 「手本なき時代」と言われる。目標となる具体的な人間像が見つからないなかで、平和と民衆の幸福のために行動する師を手本にできる青春は、何ものにも替え難い。(攻)

2008年3月16日 名字の言 聖教新聞

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