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「自分の人生だ」自身の胸中に揺るぎない“信念の塔”を打ち立てること・・・2008年6月24日 名字の言   

2008年 06月 24日

 名古屋テレビ塔、大阪・通天閣(2代目)、そして東京タワー。これらの構造設計を担当したのが、「塔博士」こと内藤多仲氏だ

 実は東京タワーが完成した時(昭和33年)、一部で「パリのエッフェル塔に似ている」との声が。しかし彼は全く意に介さない。留学などで研究を重ね、日本の耐震建築技術を飛躍的に向上させた自信があったからだ

 彼にとって、「安全」こそ最優先の価値。安全性を追求した塔の形が似るのは「当たり前」だった(INAX出版刊『タワー』)。事実、東京タワーは完成から50年となる現在も、微動だにしない。今では地震の際、列車への緊急停止信号なども発信する

 昭和33年といえば、創価学会は戸田第2代会長を失い、“空中分解か”などと揶揄されていた。その学会を実質的に支えたのは、30歳の池田名誉会長。その年の日記に綴っている。「私の一生は、戸田先生の遺言ともいうべき構想を、叫び、戦い、達成することだ」と。師弟の道に徹する限り学会は盤石であるとの大確信である

 人が何と言おうと、これだけは正しい。これが自分の人生だ――信念に生きる人は幸せである。信仰とは、自身の胸中に揺るぎない“信念の塔”を打ち立てることにほかならない。(行)

2008年6月24日 名字の言 聖教新聞

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